売れる商品陳列

売れる商品陳列のために、既に有力な理論が構築されています。
中でも有名なゴールデンゾーンやアイドマ原理等についてご説明します。

 

ゴールデンゾーンとは、人の身長や視線の高さから導き出される、陳列に適した高さの区分を意味します。
床上60cm~150cmがそれに当たり、150cm~210cmは有効陳列範囲と呼びます。

アイドマの原理とは、消費者の行動としての定型パターンであるAIDMAの意で、商品陳列はAIDMAを見越した方法が効果的だと考えられています。
AIDMAは(ATTENTION=商品に注目)⇒(INTEREST=商品に強い関心)⇒(DESIRE=購買欲求)⇒(MEMORY=記憶)⇒(ACTION=購入)の頭文字を指します。

 

実践すべき陳列の仕方については上述の通りですが、それを実現するのは陳列棚(什器)に他なりません。
什器は商品の特性に合致しなければならず、商品から主役の座を奪うような奇抜さは必要ありません。
安全性と清潔であることも求められますし、臨機応変な可動性も売り上げ向上に貢献します。

 

具体的な陳列方法としては、量感陳列、展示陳列、投げ込み陳列、スロット陳列、飛び出し陳列、縦割り陳列、ケース陳列、前出し陳列、フェイス管理等が挙げられます。

例えば量感陳列は同じ商品を大量に陳列することで、一時的に訴求力を持たせる方法です。ケース陳列は搬入時のパッケージのまま売り場に出してしまいます。
その他特殊な例として圧縮陳列が存在します。普通は整然とした陳列が客の好感を生み出しますが、敢えて雑然とした陳列に徹することで、客に宝物探しをしているかのような楽しみを与える陳列法です。

 

売上向上につながる陳列法は他にもたくさんあり、枚挙に暇がありません。
例えば関連性の高い商品は隣同士に並べたり、商品名が見えるように整頓したりすることはどの店でも行っています。